考察 / まだわかっていないこと
姿が変わった者は、そのあとどこへ行くのか
討伐は終わります。終わったあと、相手がどうなったのかは描かれません。持ち帰る場面も、埋める場面も、見送る場面もありません。 次の回では、別のことが始まっています。
もとは住人だったのではないか、という読みが巷で広く語られています。その読みを取ると、終わったあとに残るはずのものがあります。 描かれていないぶんが、そのまま重さです。
作中で、この仕事が正しいのかを問う言い回しが出てくる回があります。問いは作品の側から一度出ました。 そこでも、終わったあとのことは語られていません。
問いはこう置けます。この世界では、終わったものがどう扱われるのか。 弔う場面も、記録する場面も、出てきません。残らないのか、残らないように描かれているのかが、まだ分かれていません。
第761話を開きました(2026-09-20)。相手の赤い目がうずまきになり、「効いたッ」「これで歌声は完全に封じたッ!! …ケド…」と続きます。まわりが「とどめの一撃…」と言い、そこで場面が止まります。
最後のコマで「ほんとに…正しいんだよね? 『討伐』するのが…」と問われ、答えが返らないまま終わります。 とどめのあとが描かれないので、相手がどうなったかは、この回からは分かりません。
この問いが立つ回
短い言葉で見つけただけの回
- 第972話 擬態型の回。変わったあとの行き先は出てこない
各話の下に置いている短い言葉を引いて見つけた回です。 1話に三つしか書いていないので、この問いについて絵で確かめたことにはなりません。 上の「この問いが立つ回」とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。