考察 / まだわかっていないこと
考察を書くことは、作品を閉じることにならないか
説を立て、根拠を並べ、いちばんよく合うものを選ぶ。考察の形は、たいていこうなっています。 選んだ時点で、ほかの読みが弱くなります。
弱くなること自体は、悪いことではありません。問題は、選ばれた読みが広まると、選ばれなかった読みを誰も確かめなくなることです。残っていた余地が、静かに閉じます。
このサイトも、その外にはいません。 説を並べて比べる記事を書いていますし、問いを立てて並べているこの場所も、問いの形をこちらが決めています。決めた形の外にある問いは、ここに出てきません。
問いはこう置けます。閉じずに書くことはできるのか。 できるとすれば、どういう書きかたなのか。わからないまま置く、というやりかたを選んでいますが、それが閉じていないことの証しになるかどうかは、まだ分かりません。
この問いが立つ回
触れているが、絵で確かめていない回
3文(各話の下に置いている短い言葉)を引いて見つけた回です。 絵を開いて確かめてはいないので、確かめた回とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。