ひきだし

考察 / まだわかっていないこと

考察を書くことは、作品を閉じることにならないか

作品のこと 提示のみ

説を立て、根拠を並べ、いちばんよく合うものを選ぶ。考察の形は、たいていこうなっています。 選んだ時点で、ほかの読みが弱くなります。

弱くなること自体は、悪いことではありません。問題は、選ばれた読みが広まると、選ばれなかった読みを誰も確かめなくなることです。残っていた余地が、静かに閉じます。

読む側も、その外にはいません。 説を並べて比べる記事を書いていますし、問いを立てて並べているこの場所も、問いの形を決められています。決めた形の外にある問いは、ここに出てきません。

問いはこう置けます。閉じずに書くことはできるのか。 できるとすれば、どういう書きかたなのか。わからないまま置く、というやりかたを選んでいますが、それが閉じていないことの証しになるかどうかは、まだ分かりません。

この問いが立つ回

短い言葉で見つけただけの回

  • 第37話
  • 第761話 作中が討伐の正しさを問う回。考察を書くことへの問いは、こちらの手つきになる

この問いは、絵を開いても決まりません(考察を書くこと自体への問い)。 下の回は各話の短い言葉を引いて見つけたものですが、 絵にはこの問いの答えが写らないので、上の「この問いが立つ回」とは分けています。

この問いの方針

ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。

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