考察 / まだわかっていないこと
モモンガの中身が入れ替わったと読めるのは、なぜなのか
モモンガをめぐって、巷でいちばん広く語られている読みのひとつです。いまのふるまいが、別の大きな存在のものだとする説で、体が取り替えられた、として語られます。
絵で確かめられているのは、その手前までです。 最初に出てきた回で、すでにほかの者のものを取って返しません。見て褒めろと言い、謝るかと聞かれて断る回もあります。つまり、変わったあとの姿しか記録がありません。 手前を示した回が無いので、変わったのかどうかも確かめようがありません。
取り替えたとされる相手に心当たりがある、と読める言い回しが出てくる回はあります。ただそこでも、何が起きたかは語られていません。
問いを分けると二つになります。入れ替わりが起きたのか。 そして、起きたとして、それはこの世界でよくあることなのか。 後者が分からないうちは、前者も置きどころが決まりません。
その言い回しを確かめました(2026-09-20。第896話)。「ゆうじょう」と書かれた木の札が割れ、黒いかげが出てきたあとです。灰色の毛の者が空を見て、「あん時の魔女か?」と言います。そのすぐあとに「まッ どーでもイイッ 早いとこ逃げるかッ」と続けて、それきりです。心当たりがあるように聞こえるのは、この一言だけで、何がいつあったのかは語られません。
この問いが立つ回
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。