ひきだし

考察 / まだわかっていないこと

大きな催しが終わったあと、そこに何が残るのか

できごと 提示のみ

催しが終わる回があります。倒れる回、拍手が届く回、舞台の上に並ぶ背中。終わりかたは、はなやかです。

そのあとの回が、静かです。ひとつきりで草地を歩く回、思い出のなかに四つがいる回。 終わったことが、そこで効いてきます。

片づける場面が描かれません。 舞台がどうなったのか、集まった者たちがどこへ行ったのかは出てきません。残るのは、覚えている者の側だけです。

問いはこう置けます。催しは、続いているのか、終わったのか。 続いているなら、次があるはずです。終わったなら、終わりだと言われる場面があるはずです。どちらも出てきません。 出てくるのは、思い出すほうだけです。

同じ集まりが、年をまたいでまた舞台に立つ回はあります。続いてはいるらしい。 それでも、一つの催しがどこで終わったのかは示されません。

この問いが立つ回

この問いの方針

ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。

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