考察 / まだわかっていないこと
人魚と呼ばれているものは、何として描かれているのか
早い時期に、その姿が一度だけ出てきます。海の底の飾りのような場面です。ずっとあとになって、島の話の中でまた出てきます。三年以上あいだが空いています。
島では、二つの呼び名が並べて語られます。歌うものと、そう呼ばれるもの。同じものなのか、別のものなのかが、そこでもはっきりしません。
行方が分からなくなったという話と、食べたという話が、同じころに出てきます。食べられるものとして扱われたことになります。うろこが海に落ちていく場面もあります。
問いはこう置けます。この世界で人魚は、生きものなのか、伝わっている話なのか、食べ物なのか。 三つの扱いが、同じ一続きの中に並んでいます。どれかに決まった場面はありません。
この問いが立つ回
触れているが、絵で確かめていない回
3文(各話の下に置いている短い言葉)を引いて見つけた回です。 絵を開いて確かめてはいないので、確かめた回とは分けて置いています。
揺れた記録
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。