考察 / まだわかっていないこと
検定に落ちたあと、落ちた者に何が残るのか
草むしり検定の合格が貼り出される回があります。番号が並び、人だかりができます。受かった者の側は描かれます。
落ちた者の側は、あまり描かれません。紙がはがされる回があり、そのあと机に向かう回があります。次に向かうところへ、すぐ移ります。
落ちたことで暮らしが変わる場面が、出てきません。 仕事ができなくなるわけでも、報酬が減るわけでもなさそうです。
問いはこう置けます。落ちることは、この世界で何を失うことなのか。 何も失わないのなら、受けること自体が別の意味を持ちます。何年も続けているのだから、何かはあるはずです。 それが何なのかが、まだ言葉になっていません。
まわりの反応も手がかりになりません。落ちたことを責める場面も、なぐさめる場面も、あまり出てきません。 次に向かう話にすぐ移ります。
この問いが立つ回
短い言葉で見つけただけの回
- 第952話 検定5級の本を読む回。落ちる場面ではない
各話の下に置いている短い言葉を引いて見つけた回です。 1話に三つしか書いていないので、この問いについて絵で確かめたことにはなりません。 上の「この問いが立つ回」とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。