考察 / まだわかっていないこと
お礼の言葉は、本当に受け取られているのか
礼を言う場面があります。助けられたあと、渡されたあと、別れぎわ。言葉として、はっきり出ます。
返す言葉が、あまり描かれません。 どういたしまして、にあたるものが出てくる回が少ない。たいてい、言ったところで場面が終わります。
頭を下げる場面もあります。下げられた側の顔が描かれない回もあります。
問いはこう置けます。礼は、相手に届いているのか。 届いていることを示すのは、返す言葉か、うなずきか、次の回での関わりです。そのどれも、はっきり続きません。 この作品は、言ったところで切ることが多い。切られた先で何が起きたかは、読む側が埋めることになります。
謝るほうも同じ形です。謝ったところで場面が終わり、許す言葉が返りません。 渡すほうと受け取るほうのうち、いつも片側だけが描かれています。
この問いが立つ回
触れているが、絵で確かめていない回
3文(各話の下に置いている短い言葉)を引いて見つけた回です。 絵を開いて確かめてはいないので、確かめた回とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。