考察 / まだわかっていないこと
順番を待つ列は、誰が並ばせているものなのか
順番を待って並ぶ場面が、何度も出てきます。店の前の列、待たされる部屋、棚のあいだ。待つことそのものが、話になる回があります。
並べと言う者が出てきません。 整理する者も、番号を配る者もいません。それでも列ができます。
いっぽう、待たされる側には言葉が出ます。がまんを表す声、忍耐という言い回し。待つことは、この世界では少ししんどいこととして描かれています。
問いはこう置けます。列は、決まりでできているのか、習いでできているのか。 決まりなら、破る者が出たときに何かが起きるはずです。破る場面が、出てきません。 誰も割りこまない世界なのか、割りこみが描かれないだけなのかが分かれていません。
この問いが立つ回
短い言葉で見つけただけの回
- 第1147話 棚のあいだを歩く回。列はできていない
各話の下に置いている短い言葉を引いて見つけた回です。 1話に三つしか書いていないので、この問いについて絵で確かめたことにはなりません。 上の「この問いが立つ回」とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。