考察 / まだわかっていないこと
六年のあいだに、この作品は変わったといえるのか
六年ぶんを頭からたどります。最初の二十話ほどは、食べることの回が続きます。半分こにする、焼く、配る。そこに、姿が変わる回が一度だけ入ります。
いまの回には、仕事があり、資格があり、危ないものが出てきます。長い話が何か月も続きます。同じ作品とは思えないほど、置かれているものが増えています。
いっぽうで、変わっていないものもあります。 食べる回は、いまも多い。分け合う回も、並んで寝る回も続いています。
問いはこう置けます。増えたことは、変わったことなのか。 足されただけで、もとのものが減っていないのなら、変わったとは言いにくい。数えれば分かる問いです。 食べる回の割合が年ごとにどう動いたかを出せば、少なくとも片側は答えられます。
この問いが立つ回
短い言葉で見つけただけの回
各話の下に置いている短い言葉を引いて見つけた回です。 1話に三つしか書いていないので、この問いについて絵で確かめたことにはなりません。 上の「この問いが立つ回」とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。