考察 / まだわかっていないこと
働いて受け取るまでの流れは、どこまで描かれているのか
流れははっきりしています。札を見て選ぶ、出かける、終える、戻る、袋を受け取る、店で使う。この一周が、何年にもわたって同じ形で描かれています。
描かれていないのは、その外側です。仕事を出している者、値を決めている者、受け取った袋の中身。 どれも一度も画面に出ていません。
もうひとつ、働かないとどうなるかも出てきません。働かない日はあります。困っているようには描かれません。続けないと立ちゆかない、という場面が見あたらない。
巷では、この仕組みを働くことの厳しさとして読む説が広く語られています。いっぽう、受け取ったあとが軽く描かれていることは、その読みと少しずれます。厳しいのは仕事の中身で、暮らしの側ではないのかもしれません。
この問いが立つ回
触れているが、絵で確かめていない回
3文(各話の下に置いている短い言葉)を引いて見つけた回です。 絵を開いて確かめてはいないので、確かめた回とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。