考察 / まだわかっていないこと
写真は、残すために撮られているものなのか
撮る場面がたくさんあります。構える手、シャッターの音、並ぶ姿。道具を大事にする回もあります。
撮ったあとが、あまり描かれません。 見せ合う回はありますが、しまう回、飾る回、あとで見返す回は多くありません。箱の奥にしまいこむ回はあります。
うまく撮れていない回もあります。目を閉じている、うしろに何かがうつっている。失敗も、そのまま話になります。
問いはこう置けます。撮ることと、残すことは同じことなのか。 撮る場面の多さに対して、残っている写真が出てきません。撮る行いそのものが楽しみで、写真はそのあと行き場を失っているのかもしれません。 そう読める場面はありますが、示されてはいません。
触れているが、絵で確かめていない回
3文(各話の下に置いている短い言葉)を引いて見つけた回です。 絵を開いて確かめてはいないので、確かめた回とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。