考察 / まだわかっていないこと
離れた相手へ言葉を送る場面が、出てこないのはなぜか
その場にいない相手へ言葉を届ける場面が、ほとんどありません。こちらの記録にあるのは、書きおきの回が一つだけです。 時間を区切って、残していく形でした。
それ以外は、みな顔を合わせています。用があれば行き、いなければ待ちます。離れているあいだのやりとりが、描かれていません。
遠くへ行く回はあります。 船で島へ渡り、何か月も向こうにいます。そのあいだ、こちらへ言葉が届いた場面がありません。
問いはこう置けます。この世界には、離れた相手へ届ける手立てが無いのか。 無いのだとすれば、離れることの重さが変わります。行ってしまえば、帰るまで何も分からない。 島の一続きの重さは、そこから来ているのかもしれません。
触れているが、絵で確かめていない回
3文(各話の下に置いている短い言葉)を引いて見つけた回です。 絵を開いて確かめてはいないので、確かめた回とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。