考察 / まだわかっていないこと
うさぎは、話の外から場を動かす側に置かれているのか
うさぎが動くと話が転がる回が多くあります。止まっている場をひっくり返す、余計なものに手を出す、その結果まわりが慌てる。困っている側にまわることは、ほかの住人にくらべると少なめです。
ここで問われているのは性格ではありません。その置かれかたが、作品の仕掛けなのかどうかです。物語を進めるために誰かが必要で、その役がうさぎに割り当てられているのか。それとも、そういう者が一人いる暮らしが描かれているだけなのか。
この二つは、外からは見分けがつきません。どちらで読んでも、同じ場面が同じように説明できてしまいます。
早い時期に、同じ姿のものが何ひきも並ぶ回があります。一人なのか、そういう者たちなのかも、まだはっきりしていません。 役として置かれているという読みは、そこともつながります。
この問いが立つ回
触れているが、絵で確かめていない回
3文(各話の下に置いている短い言葉)を引いて見つけた回です。 絵を開いて確かめてはいないので、確かめた回とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。