考察 / まだわかっていないこと
笑っている場面は、本当に楽しい場面なのか
笑う場面があります。声を立てる回、顔がゆるむ回。たいていは、楽しい場面に見えます。
いっぽう、笑うことが別のものとして出てくる回もあります。笑うと負けだと言われる回。 そこでは、笑いが仕掛けの側にあります。汗をかきながら客席へ走る回もあります。楽しそうな見た目のまま、しんどいことが起きています。
この作品の絵柄は変わりません。 こわい回でも、線はやわらかいまま。笑っている顔も、同じ線で描かれます。
問いはこう置けます。笑顔は、そのまま受け取ってよいのか。 受け取ってよい回と、そうでない回がある。見分ける印が、絵の中にあるのかどうか。 そこを確かめた人を、まだ見ていません。
この問いが立つ回
触れているが、絵で確かめていない回
3文(各話の下に置いている短い言葉)を引いて見つけた回です。 絵を開いて確かめてはいないので、確かめた回とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。