モモンガは、なぜ嫌われるのか
第1166話まで読んで書いています
先に結論考察
- 嫌われているのではなく、そのつど断られている
- 断る側は、約束だろ、と前のことを持ち出す
- 二本とも取れた回では、よくばりだと横から言われる
- 関係が切れたままの回は、そのあとに続かない
- 嫌う言葉のかわりに、取り引きの話へ戻されている
よこせ、という声が六年ならぶ
皿の上のものをよこせ、と言う回がある。言うのはモモンガで、相手はそのつど違う。 事実(第613話) そのあと、待てないからお前の分でも食べるか、と続く。
チョコとイチゴのプリンを前に、両方よこせ、と言う回もある。 事実(第872話) 干し芋を二本とも取って、そのまま転がっていく回もある。 事実(第1152話)
考察/ここまでで言えること
求める側のやりかたは、六年のあいだ変わっていない。
変わらないのだから、読むところはまわりの返しかたのほうになる。
返ってくるのは、嫌うことばではない
両方よこせ、には、どっちか選んでくれ、と返って一つになる。 事実(第872話) その手前では、歌って踊ったらうまいもんの約束だろ、と前のことを持ち出されている。
二本とも取れた回では、そばにいた者が、よくばり 中の よくばり、と言う。 事実(第1152話)
考察/もう少し先まで読むと
どの回でも、話が取り引きのほうへ戻されている。
返ってくるのは約束・数・言いすぎで、相手をどう思っているかではない。
次の日には、また同じ面々でいる
干し芋の次の回は、イカ焼きのはしを取り合って、じゃんけんで分ける回になる。 事実(第1153話) 前の日の取り合いに触れる言葉は出てこない。
| 回 | 求めかた | 返しかた |
|---|---|---|
| 皿の回 | よこせ | 待たずに食べる |
| プリンの回 | 両方よこせ | どっちか選んでくれ |
| 干し芋の回 | どっちもよこしな | よくばり 中の よくばり |
よく言われている説
巷では、嫌われる理由として三つが並べられる。 巷の説 自分の欲を隠さないこと、泣いてみせること、そして相手を泣かせる回が多いこと。
いっぽうで、行動のわけがいちばんはっきりしているから好きだ、という読みもある。 巷の説
ここから先は推測
見て褒めろ、と言う回もある。 事実(第1144話) 向ける相手はそのつど違い、近くにいる者に向かって同じようにふるまう。
考察/いちばん先まで読むと
線は引かれているが、相手のほうは切っていない。
断りはそのつど出るのに、付き合いをやめる場面が続かない。 嫌うところまで行かないのは、そこだと読める。
まだわかっていないこと
- 見て褒めろと言う回で、向ける相手が決まっているのかどうか
絵を開いた 事実(第1144話) 開いた。要求ッ、という字が絵の中にあり、褒めろッ、と続く。向ける相手はそのつど違い、近くにいる者に向かって同じようにふるまう
- 巷が言う、中身が別の者だからという読みを確かめる道があるかどうか
掘ってある 別のところで掘ってある。入れ替わったのかを扱った一本に、その読みと、姿の変わる回を置いてある この問いを掘った考察へ
- 断りの言いかたが、人物ごとに違うのかどうか
掘ってある 別のところで掘ってある。拒む言いかたは人物をまたいで同じ形になる、というところまで出ている この問いを掘った考察へ
この記事の方針
- 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
- ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
- 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
- あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
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